年始頃より、どうも右足の甲が靴の中で当たってしまい、痛い状態でした。新しい靴や久しぶりに履く靴という訳ではなく、今まで週1回のペースでずっと履いてきた靴なので、なぜ急に痛くなったのかは謎です。
考えられる原因として、歩き方が少し変わったのかも。毎年冬になるとスキーとスケートの練習をしているのですが、普段からイメージトレーニングで体軸の傾きや重心移動を意識しているので、その影響で歩き方が変わって足が当たるようになったのかもしれません。
理由はどうであれ、痛いままにしておくのは良くないので、当たるところの革を少し伸ばすよう、調整しました。靴の調整、きちんとした店で買えば、ちゃんと対応してくれます。大きく直すような場合はプロに任せるのが一番ですが、少し直すくらいだったら、素人でも難なくできます。
私は、このような器具を使っています。
革を伸ばしたいところにポッチを取り付けて、靴にセットしてテンションをかけます。木製の器具で初めからいくつかポッチの取り付け穴が開いていますが、革を伸ばしたいところにポッチの取り付け穴がなかった場合には、5mmのドリルで穴を空ければOK。今回、足の甲となる部分を伸ばしたかったのですが、穴がなかったので追加しました。
この状態で2~3日置いておくと革が伸びるのですが、もう1つお勧めのメンテナンス用品がコレ。
これを塗ると、革が柔らかくなります。今回のように革を伸ばしたい場合にも効果抜群ですが、新しく買った靴で初めのうち踵が靴擦れで痛くなる場合等、これを塗っておくとかなり改善されます。「革用柔軟剤」として販売しているもので、最初は半信半疑だったのですが、評判が良かったので買って試してみたらすごくいいものでした。
さて、革を伸ばすように調整していた靴、3日間放置して様子を見てみました。バッチリです。まったく当たらず、快適になりました。
このような調整器具、2,000円前後で販売されているので、1つ持っておくと、靴を微調整するときに役に立ちますよ。