ついに、念願のマチュピチュに到着しました。20年くらいずっと、いつかは行きたいと思っていた場所なので、夢がかないました。
ペルーレイル(Peru Rail)でマチュピチュ村へアクセス
マチュピチュへのアクセス手段、以下の2種類となります。
- 徒歩
- 電車
時間がたくさんあれば、徒歩でトレッキングしながらのアクセスが楽しいと思います。バスで水力発電所まで行き、そこから約10kmを3時間くらいで歩くという、結構有名なコースです。
今回は、そこまで時間に余裕がなく、なるべくマチュピチュでの滞在を長くしたかったため、電車でアクセスしました。
電車のルートは、クスコからオリャンタイタンボを経由してマチュピチュまでとなっています。私はオリャンタイタンボに宿泊したので、オリャンタイタンボからマチュピチュまで、90分間の移動でした。
ペルーレイルとインカレイルが走っていますが、ペルーレイルの方が情報が多くチケット予約等の調査が容易だったので、ペルーレイルを選びました。
ペルーレイルもインカレイルも大きな荷物の持ち込みが禁止されているので、スーツケールはオリャンタイタンボのホテルに預けておきました。マチュピチュの後に戻ってきて、同じホテルで1泊するプランとしています。
まだ暗い時間に宿を出て、オリャンタイタンボ駅に向かいました。
ペルーレイルのホームページでは、「出発の30分前に駅に到着していないと搭乗できない」との注意書きがありましたが、30分前にチェックがある訳ではなく、10分前くらいでも大丈夫そうな感じでした。
まだ薄暗い時間にオリャンタイタンボ駅を出発し、7:40にマチュピチュ駅に到着です。
バスでマチュピチュ遺跡へアクセス
ペルーレイルの終点はマチュピチュの街となっており、マチュピチュ遺跡までは少し距離があります。
事前に調査したところ徒歩でも1時間くらいでアクセス可能とのことでしたが、寝不足で体力も消耗していたので、バスを利用しました。
運賃は片道$24、ちょっと高いと感じましたが、観光地でもあるので、まあ許容範囲かな。
バスに乗る人は長蛇の列となっていましたが、連続してどんどんバスがやってくるので、30分くらいの待ち時間で乗車できました。
バスだと、30分くらいでマチュピチュ遺跡に到着しました。結構な急こう配の坂だったので、歩くのにはそれなりに体力が必要かと思います。
いよいよマチュピチュ入山
マチュピチュ入山は人数制限されており、事前にチケット予約が必須です。私は1月に予約しました。出発直前に予約状況を確認したところ埋まっていたので、予約なしで来ると入れないこともあるかと思います。
以前はガイドをつけないと入山できないというルールがあったようですが、2019年1月からルール変更となり、ガイド不要となっていました。
しっかりと説明を聞きたい場合にはガイドを付けてもいいと思いますが、私は本で情報を得ていたし移動ルートも難しくなさそうだったので、ガイド無しで入山しました。
一つ注意点が。ゲートを入るとトイレがないので、入山前にトイレに行っておいた方がいいと思います。
マチュピチュ遺跡では天候にも恵まれ、思い描いていたのとそっくりな景観を楽しむことができました。
多くの写真を撮ってきましたが、マチュピチュらしいのを載せておきます。
マチュピチュ遺跡、多くの観光客が訪れていました。自然破壊が心配なところですが、うまく管理されていました。
- ルートは一方通行で人の流れを制御している
- 立ち入り禁止区域は明確に示されている
- ペットボトルや飲食物の持ち込みは禁止されており、ゴミが捨てられるリスクを軽減している
- 監視員が至るところにいて、ルールを無視した場合には笛を吹いて注意している
個人的には、自然と触れるのは何も管理されていないところで自己責任の行動を好んでいます。
マチュピチュも以前はそうだったのかもしれませんが、これだけ有名となったので、きちんと管理できていることはいい状態だと思いました。
退場時間はチェックされない
マチュピチュでは入場制限があり、各時間枠毎に「入場から4時間の滞在」というルールとなっています。
入場は厳密に管理されていて、入場チケットとパスポートをオンラインチェックしていました。予約時間の数分前に入場チャレンジしてみたのですが、NGでした。
しかし、退場時には、ノーチェックです。抜き打ち確認をやっている様子もなく、その気になれば、4時間以上の滞在も可能かと思います。
ただし、上で書いたように、トイレはゲートの外にしかありません。出口には再入場不可の注意書きがあったので、現実的には長時間滞在は厳しいでしょう。
ゆっくり写真を撮りながら隅々まで歩いても、2時間くらいでした。4時間あれば、かなりゆっくりできます。
一方通行に注意
多くの観光客が訪れ、狭い道もあるので、遺跡内は大部分が一方通行となっていました。
見晴のいい通路で立ち止まったり、一方通行を逆走すると、監視員が笛を吹いて注意にきます。
ゲート近辺に地図があるので、入場前にルートを確認しておくと、迷うことなく、各ポイントを周ることができます。ルール確認しないで入場するど、見落しが出るかもしれません。
明日はワイナピチュ山に登山
明日、というか、この記事を書いている4時間後には起床時間なのですが、ワイナピチュ山に登山です。
2,682mなのでいつも登っている山よりは低いですが、疲れも溜まってきているので、事故がないよう注意して登ってきます。
初日はいい天気だったので、明日は霧の中や雲海の間からの景観を期待しています。