マチュピチュでの観光を終え、空港があるクスコに向けて、来た道を戻り始めました。
帰路、いくつか観光ポイントを経由しながら移動し、マチュピチュに負けず壮大な景観を楽しむことができました。この日は移動日と考えていて観光は期待していなかったのですが、嬉しい誤算でした。
どんな感じだったのか、紹介します。
移動はプライベートチャーターを依頼
マチュピチュ訪問後、オリャンタイタンボで1泊しました。
マチュピチュへの電車は大きな荷物を持ち込めないので、マチュピチュ訪問の前後泊は周囲に宿泊し、スーツケースを預けておく旅行者が多いと思います。
宿泊地にクスコを選ぶ場合が多いと思いますが、せっかくの個人手配旅行。ツアーとは違った選択をしようと、オリャンタイタンボで前後泊しました。
この後クスコにも滞在したので双方比較できましたが、オリャンタイタンボに滞在するメリットは以下だと思います。
- 標高がクスコより低く、体への負担を減らせる
- 観光地化されてなく、静かでローカル色が強い
宿泊地のオリャンタイタンボから、クスコへの移動手段を決める必要がありました。
電車やバスだとクスコへの直通となり、途中で立ち寄るところを選ぶことができません。
今回は、宿の送迎に少し料金を上乗せして、行きたい場所を経由してもらうことにしました。
宿からクスコへまっすぐ行くと$50、2箇所経由でプラス$20で交渉成立。宿のスタッフに依頼したとき、英語が話せない人だったので、Google翻訳を使ってスペイン語に通訳。なんとか会話になりました。
訪れた場所
クスコでは、翌日にレインボーマウンテンへ行くツアーを探す必要がありました。そのため13時頃に到着したかったので、オリャンタイタンボを9時に出発して途中観光するスケジュールを組みました。
ガッツリ観光すると時間オーバーとなるので、軽く観ながら移動するイメージとしました。
オリャンタイタンボ遺跡
宿泊した宿から歩いて5分くらいのところに、オリャンタイタンボ遺跡がありました。
インカ帝国が要塞として築いたものだそうで、マチュピチュ遺跡に負けないくらい、迫力がありました。
マチュピチュは山の中の要塞都市、オリャンタイタンボは山に囲まれた要塞都市といったイメージです。
1時間くらいで、遺跡を1周できる規模なので、朝食を早く食べて、出発前に観てきました。
アップダウンがあり、標高3,000m弱なので、ペース配分は要注意です。
モライ遺跡
農業研究や天文観測に使われていたとの説があります。円形状の段々畑があり、30分程度で1周できました。
ナスカの地上絵もそうですが、はるか昔のインカ帝国時代、どのような測量技術でこれだけ大きく正解な円を描いたのか、想像がつきません。
マラス塩田
雨季は真っ白な景観になる模様。訪れた時期は雨季から乾季へ遷り変わるタイミングで、まだ白さが多く残っていました。
1時間くらいかけると隅々まで歩けそうでしたが、時間の関係で30分間観光しました。
ペルーではウユニ塩湖が有名ですが、マラス塩田も負けてはいないと感じました。
日本でいうところの棚田に値するので、私たちに馴染み深い形状です。
特徴は、「スケールがデカくて大迫力」
オリャンタイタンボからクスコへ移動しながら、観光しました。
観光ポイントや移動中の景観、大スケールで迫力がありました。少し時間と費用を追加することでこれらを観ることができるので、マチュピチュを訪れる際の追加観光ポイントとして、参考にどうぞ。
一つ注意点です。この地は標高が高くて気温が低いせいか、どの車にもエアコンがついていませんでした。
晴れていて暑い場合には窓を空けて換気します。モライ遺跡やマラス塩田近辺は未舗装となっていて土埃を巻き上げて進むことになるので、体も荷物も土埃をかぶります。
そのため、カメラ等の精密機械や粉塵に弱いものは、パッキングしておくことを推奨します。