帰路の飛行機に乗る前、クスコに1日滞在しました。町全体が世界遺産となっており、石造りの建造物が多く、見応えのある景観でした。
クスコの雰囲気をつかめると思うので、紹介したいと思います。マチュピチュに行くときには必ず経由する地となりますので、クスコを訪れたり滞在する場合には、参考にしてください。
大きな目立つ建物
クスコ市街を歩いていると、大きく目立つ建物がいくつかありました。どれも石造りで趣があり、歴史を感じる建物でした。
日本の場合、古い建造物というと木造建築がメインとなりますので、石造りは新鮮に感じます。現地の人や欧州の人だと、あまり珍しくないのかもしれませんが・・・
以下の3つは、地図なしで歩いていてもすぐに見つかると思います。
これら以外にも多くの建造物がありますので、気に入った景観を見つけて、写真を撮りながら歩くと楽しめると思います。
各建造物は、中に入って見学できるようになっていました。私は時間の関係で外から眺めるだけでしたが、時間に余裕のある場合は、中に入ってみるのもいいかと思います。
Cusco Cathedral(クスコ大聖堂)
アルマス広場の側にあるクスコ大聖堂です。一番有名な建造物かな。
Museo De Historia Natural(自然史博物館)
アルマス広場の側にある自然史博物館です。
St.Peter's Church
セントラル・デ・サン・ペドロ市場近辺にあるSt.Peter's Churchです。
細い路地
クスコ市街は細い路地がたくさんあり、メイン通り以外を歩くと、また違った雰囲気を感じることができました。
スマホで地図アプリを持っていると迷うこともないので、色々探索すると楽しめます。
市場
いくつか市場があります。クスコに限らず、市場に行くとローカルな雰囲気を感じることができるので、私は好んで行っています。
サン・ブラス市場を見てきました。英語は通じないので、最低限のスペイン語と、ジェスチャーで頑張りました。
夜景
夜になると、町全体に白熱灯が灯されて、雰囲気がガラリと変わりました。
完全に暗くなる前と、完全に暗くなった後とで、町の見え方が変わってきます。それぞれ綺麗でした。
アルマス広場やメイン通りは警官もたくさんいて、夜間でも危険な雰囲気はありませんでした。もちろん、ある程度の注意は必要ですが、暗い路地を避ければ夜間に出歩くことができる街だと感じました。
観光のポイント
いくつか、私が感じた観光のポイントをまとめておきます。クスコを訪問する場合に、参考にどうぞ。
昼夜の気温差が大きい
私が訪れたときは5月で天候は晴れ、昼は暑く、夜は気温が下がりました。標高3,400mなので、国内で登山している人なら、「晴れている3,000m級の山」をイメージしてもらえれば、気温はそっくり同じです。
昼はシャツ1枚でOK、日差しが強いので、長袖シャツ、帽子、サングラス、日焼け止めの組み合わせがベストでした。
夜はぐっと気温が下がります。厚めのシャツを重ね着したり、薄めのダウンが必要でした。私はユニクロのウルトラライトダウンを着ていました。
暑いときと寒いとき、双方の服装が必要となります。片方のみだと、熱中症になったり風邪を引いたりする可能性が考えられるので、服装に注意してください。
空気が薄い
標高が約3,400mなので、空気が薄いです。普通の街なのでいつも通りに動いてしまいがちですが、体が高地順応していないと息切れしますので、初めのうちはゆっくり歩くのがいいと思います。
アルマス広場を中心に周囲は登りとなっていますので、坂や階段を上るときには、深めの呼吸を心掛けてゆっくり歩いて下さい。
また、標高が高いとアルコールの回りが早いです。夜遅くまで開いているレストランやバーが多いですが、お酒はホドホドにしておかないと、翌日の観光に影響すると思います。
両替は米ドルを持っていると万能
両替所は街の中にたくさんありますが、日本円からの両替ができないところもありました。米ドルを持っているとどこでも両替可能なので、米ドルを持っていくことをお勧めします。
SIMカードは空港で買えない
トラベルSIMを買おうと思ったのですが、リマやクスコの空港では、購入できませんでした。SIMカードは市街にある店舗でしか購入できず、それ以外の店舗ではチャージのみ可能なようでした。
ホテルやレストランでWi-Fiが使えたので、今回はSIMカードを購入しませんでしたが、必要な人は事前に購入できる店舗を確認しておいた方がいいと思います。
地図はオフラインでOK
上記のように、今回SIMカードなしで行動しました。観光に地図は不可欠ですが、オフライン地図で十分でした。
ホテルで地図をもらえますが、簡易的なものでした。スマホアプリで地図を持っていると移動がグッと楽になります。
- Google Map:クスコは地図データのダウンロードが可能で、オフライン利用できました。
- MAPS.ME:オフライン地図アプリです。市街地情報など、Google Mapより詳細な場合もあり、便利に活用できました。