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フェリー航路の選び方:自走北海道の旅2019


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私は車で自走して北海道へ行っていますが、渡道するのにフェリーを使うのはバイクや自転車の人も同じです。

今回は、フェリー航路の選び方について、私の基準を紹介したいと思います。

既にフェリーで渡道経験のある人は選定基準を持っているかと思いますが、初めての方は参考になるかと思います。

どの航路を選ぶか?

以前は大間から函館間に津軽海峡大橋を渡す計画もありましたが、最近は計画が進んでおらず、実現可能性は低いと考えています。

そのため、車やバイク、自転車で自走して北海道に行く場合、必ずフェリーを使う必要があります。

選択できる航路

北海道側の着地点、現在は以下4つの港に限定されます。

  • 函館
  • 小樽
  • 室蘭
  • 苫小牧

昔は釧路着の航路もあって道東を周るには便利だったのですが、残念ながら、1999年に旅客営業は廃止となりました。

これら北海道側4つの港に対して、本州側はいくつかの港があります。

以下が一覧でまとまっていて分かりやすいので、全体把握には、まずこちらを確認するのがいいかと思います。

www.pref.hokkaido.lg.jpこちらのホームページより、航路一覧をお借りして紹介します。

それぞれの航路の詳細や、各フェリー会社へのリンクは、上記ホームページで確認できます。

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北海道フェリー航路一覧

航路選択のポイント

自走の出発地点によって選択する航路は変わってきますが、私は以下のようなポイントを考慮して決めています。

全ての要件を満たす航路はないかもしれませんが、その場合は優先度の高いものを重視するのがいいと思います。

北海道観光に、道南を含めるか?

道南エリアを観光する場合、函館着の航路を選ぶと効率よく移動できます。

逆に、道央、道北、道東エリアを観光する場合、函館から入ってしまうと、北海道内でかなり移動することになります。

そのため、道南エリア観光の場合は函館着、それ以外はその他着というのが、1つの基準となります。

フェリーの出航時刻に合わせて到着できるか?

フェリーへの乗船は、出航時刻の1時間くらい前から開始されます。そのため、どんなに遅くとも90分前まで、できれば余裕を持って2時間から2時間30分前までに出航する港に到着できているのが理想的です。

到着が遅れるとフェリーへ乗船できなくなり、逆に早すぎても時間が無駄になってしまいます。

自宅を出発し、渋滞や休憩を考慮し、ちょうどいいタイミングで到着できる出発港を選ぶというのが、1つの基準となります。

フェリーで寝て体力回復できるか?

時間に余裕があり、フェリーでの船旅を楽しむという目的がある場合には、距離が長い航路を選択してもいいかと思います。

でも、多くの人は短い休暇をできる限り効率よく使いたいと考えているはずですよね。

私は、フェリーでの移動時間は睡眠時間としています。北海道に着いて眠い状態だと楽しむことができないので、フェリーでは休養をとるようにしています。

ちょうど寝る時間に出航し、起きる時間に到着するというのが、1つの基準となります。

私の選択

以前はよく大間・函館航路を利用していましたが、最近は八戸・苫小牧航路を利用しています。上記の基準に沿って、この航路を選んでいる理由を説明します。

道南は観光ルートに含めない

私は道北や道東エリアが好みなので、函館に到着したとしても道南エリアは通過するのみとなります。そのため、目的地への移動が一番効率的な、苫小牧着の航路を選んでいます。

自宅を出発して、出航5時間前に港に到着する

金曜日に会社から帰宅してシャワーを浴び、22時頃に神奈川県の自宅を出発します。

途中で仮眠をとったり渋滞にはまったりして、八戸港には翌17時頃に到着します。出航の5時間前なので、夕食を食べて乗船の準備をしていると、ちょうどいいタイミングとなります。

フェリー内ではぐっすり睡眠

八戸港を22時出航で、苫小牧港に翌6時到着の便を利用しています。

八戸まで自走した疲れも溜まっていて、フェリー内では良く寝ることができて、苫小牧に到着する頃には体力も回復できています。

終わりに

自走して北海道に渡るために必ず必要となるフェリー航路の選び方について、私なりの考え方を説明させていただきました。

色々な旅のスタイルがあるので、違った基準を持っている人もいるかと思います。

選択できるフェリー航路はさほど多くはないので、自分なりの基準を決めて選ぶのがいいと思います。

なお、帰路の航路については、往路よりも自由度が高まると思います。必ずしも往復で同じ航路を選ぶ必要はなく、帰りの自走に合わせて最適な航路を選べばOKです。

次回は、私が利用している航路について、フェリー利用のちょっとしたテクニックや、八戸港までの渋滞回避のポイントについて紹介したいと思います。

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