北海道に行くと、数kmに及ぶ、真っ直ぐな道が多くあります。
そのような北海道らしい広大な景観を写真に撮ること、結構難しいんです。遠近感を活かした構図をうまく選ばないと、広大さが表現できません。
今回は、簡単に北海道らしい写真が撮れる場所を紹介したいと思います。
せっかく北海道まで行くのだから、いい写真をたくさん撮ってきましょう。
アップダウンがないとダメ
単に真っ直ぐな道なら、至るところにたくさんあります。そのような景観を写真に撮ってみても、いまいち広大さが感じ取れない場合が多いかと思います。まあ試しに、何枚か撮ってみてください。
北海道の広大さを表現したいときには、アップダウンのある直線道路、かつ、地平線が見える場所がお勧めです。
このようなバッチリのロケーション、そんなに多くはありません。
「天に続く道」での撮影
知床半島の付け根にある斜里町で、「天に続く道」という場所があります。ここにはアップダウンのある直線道路があり、北海道らしい写真を簡単に撮ることができます。
200~300mmくらいのレンズがあれば、次のような写真が簡単に写せます。どうですか、このすばらしい景観!
そこそこ有名な場所だとは思いますが、主要都市からかなり遠いせいか、混雑していません。
何人か同じように写真を撮っている人がいても、ちょっとタイミングをずらせば、自分だけの写真を撮ることができます。
写真の撮り方
写真の撮り方、以下の図で説明しますね。
撮影場所は、駐車場になっているので、すぐに分かると思います。
ドライバーは撮影者の位置から西へ走っていき、右方向のT字路を過ぎて、次にある左方向へのT字路でUターン。
ここは広めのスペースになっているので、タイミングを見計らいましょう。前後に他の車がいないことを確認したら、撮影者方向に向かってゆっくりと走ればOK。
簡単に、上のような写真が撮れます。
終わりに
天に続く道、難点は遠いことだと思います。でも、特に自分の車やバイクで走っている場合なんか、絶対にいい思い出になりますよ。
知床に行く場合等に、立ち寄ってみてください。
同じようなロケーションとして、中標津の北19号線もお勧めできます。さほど離れていないので、両方セットで行くのもいいかもしれません。