みなさん、シャツのアイロンがけはどうしていますか?クリーニングに出している人も多いかと思います。私は自分で洗濯してアイロンがけしています。
初めは、クリーニング代が勿体ないので、自分でやろうと思ったのがきっかけだったと思います。ずっと続けていると習慣化し、特に負荷なくできるようになりました。
アイロンがけ、慣れるまではそこそこ面倒な作業になるかと思います。なるべく効率的に短時間で終わるように色々と試行錯誤して、自分のやり方を定着させました。シャツ1枚あたり、3分程度で精度のいいアイロンがけができます。
今日は、私がやっているシャツのアイロンがけ方法、紹介したいと思います。自分でアイロンがけしている人は、参考にどうぞ。また、もっといい方法を知っている場合、ぜひ教えてください。
使っているアイロンとアイロン台
アイロンがけをするとき、道具の選択は重要です。業務用の道具を使うのが一番なのは分かっているのですが、そこまで投資したくなかったので、一般市販品から選択しています。
ドイツ DBKスチームアイロンJ80T
説明するまでもなく、超有名機です。重みもありスチームの量も多く、高性能です。
しかも、実売価格5,000円程度で安い。国産のフラッグシップモデルだと10,000円以上となりますが、これで十分。というか、これを超えるものはないと思うくらい、気に入っています。
スウェーデン ロレッツアイロン台
天板面積が広く、使いやすいです。蒸気の抜けも良く、こちらも愛用している人が多いですね。
最大の特徴は、立ち姿勢でアイロンがけができることです。アイロンがけの姿勢ですが、座ってやるより立ってやった方が、断然やりやすいですよ。
実売価格9,000円程度なので、アイロンよりは少し高いです。
アイロン台って、低品質なものだと天板がボロボロになったり足の固定部分が破損したりして、寿命が短いものが多いと思います。使い始めて2年半ですが、しっかりしていて、まだまだ大丈夫そうです。
アイロンのかけ方
では、いよいよアイロンのかけ方を紹介します。
文章だとうまく伝わらない部分もあると思いますので、ポイントを書いて、後は写真で説明します。
サンプルとして男性用シャツを選んでいるので、女性用シャツの場合は、ボタンの位置は左右逆に読み替えてください。
シャツは複数のパーツを縫い合わせて構成されており、パーツ1つずつ、アイロンをかけていくイメージとなります。
①襟
- 外側→裏側の順にプレス
- 第一ボタンあたりまでプレス


②前部右側
- ボタンが付いている1ラインを裏側から
- そのあと、表側から全体を
- この後の工程は、すべて表側から


③前部右側と後部の境目
- 縫い目のラインに合わせて弧を描くように


④後部
- 右側→中央→左側の順
- 襟下を忘れずに



⑤前部左側と後部の境目
- 縫い目のラインに合わせて弧を描くように
- ③と同じ


⑥前部左側
- ボタン留めの1ラインとポケットを強めに
⑦右腕
- 前部→後部→手首の順
- 上下の折り目はプレスしないように



⑧左腕
- 前部→後部→手首の順
- 上下の折り目はプレスしないように
- ⑦と同じ



終わりに
このあと、5分間程度冷やして、クローゼットに入れて完了です。


慣れてくると、短時間で精度よくアイロンがけができるようになります。糊付けする人もいるかと思いますが、私はパリパリしているのがあまり好きではないので、スチームプレスのみとしています。
もっと効率的な方法もあるかと思いますので、試行錯誤して自分の形を作り上げることがポイントになると思います。シャツを着ている限り避けては通れない作業となりますので、今回紹介した方法、参考にしてみてください。