鉄製品、水に濡れると簡単に錆ますよね。錆びてしまったら研磨することで再びピカピカになりますが、アンティーク調の金属の場合、磨きすぎると不自然となります。
味を残した状態で「適度に」磨くことがポイントとなりますが、コンパウンドとか、一般的な研磨剤で磨くとピカピカになりすぎてしまいます。
汚れや錆を完全には除去しない磨き方、いいやり方がありますので、紹介したいと思います。
鉄が濡れるとすぐ錆びる
我が家は、このようなハンドソープ入れを使っています。鉄の蓋で、濡れた手で触るものなので、比較的早く錆びてきます。
皆さんの身の回りにも、鉄でできたもの、ありませんでしょうか?
特に水に濡れやすい環境にあるものは、錆びているのではと思います。物によっては、「錆びた状態」がいい場合もありますね。必ずしも綺麗な、新しい状態がベストとは限らず、使い込んだ状態を好む場合もあるかと思います。
このハンドソープ入れ、雰囲気的にはあまりピカピカにしたくないのですが、錆びていると清潔感がなくなるので、「適度に」磨くようにしています。
研磨力の強いもので荒く磨く
金属磨きというと、ピカピカにするイメージが強いと思います。
目の細かいサンドペーパーやコンパウンドを使い、ポリッシャー等を使って磨くと鏡面加工できます。
今回は「適度に」磨くことがポイントで、3Mのスコッチ・ブライト 工業用パッドを使っています。
www.3mcompany.jp大きなホームセンターで売っている場合もあるし、ネット通販でも購入可能なので、入手は容易で安価です。
私は研磨力の違う3種類を常備しています。錆び落としの他に、風呂場のスケール(ウロコ汚れ)落としにも使えて便利です。
Amazonとかでも売っているので、使えそうだと思った人は、買ってみてはどうでしょうか?
実際に磨いた結果
スコッチ・ブライト 工業用パッドを使って、実際に磨いていてみました。
錆びはさほど深く進行していない状態なので、数分間の手磨きで綺麗に落とせます。磨いた後も使用感や汚れが残っていて、アンティーク調に仕上げることができます。
狙い通りの、いい感じに仕上げることができました。
終わりに
金属磨き、徹底的にピカピカな鏡面加工をするのは、案外簡単です。安価な電動工具や優れたコンパウンドが簡単に入手できるので、ホームセンターに行って道具を一式買ってくれば、簡単にできてしまいます。
逆に「適度に」磨く方が、難しかったりします。適した道具を選ぶことで狙った通りの結果が出せますので、今回紹介したスコッチ・ブライト 工業用パッド以外でも、良さそうなものが見つかったら試してみるといいと思います。
余談となりますが、我が家ではハンドソープやシャンプー等、なるべく大容量なものを買っています。
ハンドソープは4Lで買っていますが、大容量になればなるほど、単価は安くお得感が高くなりますね。
使うか分からないものをストックしておくのは無駄となるリスクがありますが、絶対に使うと分かっているものは、少しでも安く入手するような心がけが大切だと思います。