会社の健康診断等で、バリウム検査や潜血便検査を受けている人は多いかと思います。胃癌や大腸癌の早期発見のためにやっている検査ですが、初期癌は見つかりにくいと言われています。
そのため、医療関係者は内視鏡検査を選択している場合が多いらしいです。私も毎年、内視鏡検査を受けています。
内視鏡検査というと、「痛くないのか、辛くないのか?」というのが一番の心配点かと思います。いくら内視鏡検査がいいものだったとしても、苦しい検査だと受けたくないですよね。私が毎年受けている内視鏡検査は、痛みや苦しさがありません。先週末に検査を受け、今回も無痛で楽なものでした。
内視鏡検査は苦しいと考えている人は多いかと思いますので、楽な内視鏡検査について、紹介したいと思います。
医師の技量によって、全く異なる
いくつかの病院で内視鏡検査を受けたことがありますが、医師の技量によって、辛さは全く異なってくるように思えます。
最近お世話になっている病院は、横浜の鴨居にある「ららぽーと横浜クリニック」です。
この病院、内視鏡の技量がとても高く、まったく苦痛を感じません。私の家族や周囲の友人にも紹介していますが、皆必ず「楽だった」と言っています。
ホームページに掲載されている治療実績だと、内視鏡は年間15,500件となっているので、相当な数をこなしていると思います。北海道や九州からあえてこの病院に検査を受けにくる人もいるみたいですね。
この病院で内視鏡検査を受けるようになって、今年で12年目です。今回も痛みや苦痛がなく、胃と大腸を双方検査して、15分間くらいでした。
内視鏡検査について
胃
以前に他の病院で口から入れる内視鏡検査を受けたのですが、内視鏡が喉を通るときや、検査中に空気を入れられて苦しかった記憶があります。
この病院では鼻から入れるタイプの内視鏡を使っていて、検査中に空気を少ししか入れません。
検査中まったく痛みや苦痛なく、あっという間に終わります。
大腸
大腸の内視鏡検査は他の病院で受けたことがなく、比較はできません。しかし、検査を受けた人のレポートを読んでいると、かなり辛かった場合があるようですね。苦しくて我慢できず、検査を途中で中止した人もいるみたいです。
大腸は胃と違って曲がっているので、内視鏡を挿入するのが難しく、検査の辛さは医師の技量に大きく左右されるみたいです。
この病院では、「完全無送気軸保持直線的挿入法」というオリジナルの技法を使っています。私は医療関係の技術はよく分からないのですが、大腸の一番奥まで、直線的に内視鏡を挿入する方法らしいです。
大腸の曲がっているところを内視鏡が通過するときに少し異物感を感じるときがありますが、痛みや苦しさとは無縁です。
大腸検査で大変なのは、事前に飲む下剤ですね。1.8Lを飲むので、結構大変です。検査自体は楽なので、下剤がもっと少量になるといいのにと思います。
その他
検査映像を見ることができる
検査中は大きなモニターで、検査映像をリアルタイムで見ることができます。映像を見たからといって自分で何か判断できる訳ではありませんが、胃や大腸の中を見る機会なんてまずないので、どのようになっているのか確認できて面白いです。
ポリープを切断してくれる
病院によっては、検査中にポリープが見つかった場合に、後日再度、内視鏡でポリープ切断手術となる場合もあるみたいです。きっと、内視鏡検査の医師と、ポリープ切断手術の医師が分かれているのでしょう。
この病院では、ポリープが見つかって切断した方がいい場合、その場で切断してくれます。大腸ポリープは放置しておくと癌化するリスクが高いらしく、見つかったら必ず切断されます。痛みは無いので、心配無用です。
終わりに
初めは不安が多いと思いますが、一度検査を受けると、無痛であることにびっくりすると思います。
癌の中でも発生確率が高い胃と大腸を診てもらうことで安心が手に入るので、バリウム検査や線血便検査しか受けていない人は、内視鏡検査を受けてみることをお勧めします。