みなさん、「ふのり」って知っていますか?
海藻が好きな人は知っていると思いますが、名前は知らなくても、みそ汁等に入っているので、食べたことがある人は多いと思います。
ふのり、海産物を扱っている店に行くと、たいてい売っています。海沿いの土産物店なんかで、良く見かけます。
通常、熱を加えるとドロドロに溶けるので、食べるときにとろろ昆布みたいな食感となります。私はシャキシャキした食感が好きなので、溶けないふのりを各地の漁港で探し求めてきました。
今のところ、溶けないふのりに巡り合えたのは、国内で3か所だけです。その貴重な1か所、紹介したいと思います。
北海道函館にある「丸昌」です。
昨年の12月、函館を散策しているとき、たまたま見つけた店です。昆布を専門とする問屋で、海藻類が安く販売されています。ふのりは、たしか1袋300円だったと思います。
ふのり、どこで買っても見た目は変わらないので、溶ける、溶けないといった区別が付かないんですよね。溶けるものは、お湯の中に入れて10秒もすればドロドロになってしまいます。丸昌のふのりは、5 分経過してもシャキシャキのままです。


海から採ってきた海藻を乾燥させているだけで、特殊な加工は何もしていないと思います。なので、なんで溶ける、溶けないといった違いが出る理由、不明なんですよね。
丸昌で買ってきたふのり、まだ少し残っているので、うどんに入れて食べました。食べ始めから食べ終わるまで、シャキシャキした食感は変わりませんでした。
今回紹介した北海道函館の丸昌、ネットショップは無いみたいなので、入手するには、直接買いに行くか、電話注文になると思います。気になる人は、入手してみてはどうでしょうか。溶けないふのりの食感、おすすめできます。