なかなか梅雨明けせず、毎日ジメジメと暑い日が続いていますね。
部屋の中に観葉植物を置いている人は多いかと思いますが、春から夏にかけて気温や湿度が上がってくると、コバエの発生に悩んでいる人はいませんでしょうか?
「植木鉢の皿に水を溜めない」とか「有機肥料は使わない」とか、コバエ対策について調べてみるといくつかの手法が見つかります。
これら一般的に言われていることを試してみましたが、私はコバエの発生を防ぐことができませんでした。
特に植え替えで土を変えた場合にはコバエの発生確率が高くなるので、おそらく土の中にコバエの卵が含まれているのではないでしょうか。
殺虫剤を使う方法もあると思いますが、観葉植物に与える影響を考えると、できれば使いたくありません。
また、小さい子供がいる場合や室内でペットを飼っている場合なども、殺虫剤を使いたくないと考えている人は多いかと思います。
そのようなときに、殺虫剤を使わずにコバエを完全駆除できる、簡単な方法があります。
やり方はとても簡単。
バケツに水を溜めて、表面の土が隠れるまで植木鉢を水の中に沈めて30分程度放置しておくだけです。
コバエは土の表面に卵を産み、幼虫がふ化してどんどんと数が増えてくるらしいです。そのため、コバエの発生源となっている卵を含めて駆除しないと、一旦収まったように見えても、数日経つとまた増えてくることになります。
植木鉢を水の中に沈めることで、卵を含めて完全駆除が可能です。1回で駆除できない場合もありますが、1週間くらい間を空けてもう1回水の中に沈めれば、その年はまずコバエが再発することはありません。
とても簡単で殺虫剤による影響も心配しなくていいので、お勧めできる手法です。
ある程度大きなバケツがあればすぐに実施できるので、コバエ対策で困っている人は試してみてください。
余談となりますが、観葉植物の水やりは、土だけでなく葉にも水をかけると、緑が生き生きとしてきます。
自然環境では温暖多湿なエリアに生えている植物ですので、葉にもたっぷりと水をかけてあげるのがいいと思います。