5月に入り気温が暖かくなってきて安定してきたので、リクガメ小屋を夏仕様に変更しました。
リクガメは変温動物なので、自ら体温調整することができません。
周囲の気温によって体温が上下するので、寒い時期には人工的に加温してあげる必要があります。
温度管理は簡単なのですが、湿度管理が大変。
私たちも、冬になるとエアコンを使って部屋を暖めますよね。
そのときに、部屋が乾燥して、乾燥肌がかゆくなったり、ウイルスが蔓延しやすくなったりします。
リクガメ飼育でも適度な湿度管理が重要で、我が家のリクガメは60%~70%くらいの湿度が適性です。乾燥しすぎると、呼吸器系を痛めていまいます。
色々と試行錯誤した結果、湿度を保つための工夫として、
- 吸湿性の優れた無垢材の使用
- 遠赤外線パネルヒーターでの加温
をやっています。
気温が暖かくなってくると、加温が不要となります。
また、日本の夏は多湿となるので、冬場とは逆に湿度を下げる必要があります。
リクガメ小屋の上蓋を取ると、温度と湿度がちょうどいい感じになります。
上蓋は簡単に取り外しできるようにしており、秋まで取り外しておきます。
これで、夏仕様への変更は完了です。
今の時期、多くの野草が生えてきて、栄養価の高い食事を与えることが比較的容易となります。
今後数カ月間は、リクガメ飼育がしやすいので、飼ってみたいと思う人は、飼育開始タイミングとしてはベストな時期ですよ。