今回は、車のバッテリーについて、話をしたいと思います。
結構な頻度でバッテリー交換している人、多いのではないでしょうか?
車検毎に交換とか、ディーラーやカー用品店で「そろそろ交換した方がいいですよ」と勧められて交換とか、数年で交換している人、少なくはないはずです。
新品交換することで、バッテリー上がりでエンジンをかけられないリスクを減らすことができます。
安心感を得るためにも、定期的に交換すること、悪くはないと思います。
でも、大部分の人は、バッテリーを交換せずにできるだけ長持ちさせたいと思っていることでしょう。
再生バッテリーを選んで安く交換することもできますが、ある程度の出費は避けられないですからね。
ちょっとした初期投資と3ヶ月に1回くらいのメンテナンスで、長持ちさせることが可能となります。
車の使用状況によってバッテリーの寿命は前後しますが、メンテナンスせずに放ったらかしの状態より、長持ちさせることができると思います。
特別な知識なしで簡単にできる方法なので、よろしければ参考にしてください。
何故、バッテリーは劣化するの?
ライトを消し忘れてバッテリーが上がったとか、久しぶりに車に乗ろうとしたらエンジンがかからなかったという話、よく聞きますよね。
これらはバッテリーの消費によるもので、劣化とは異なります。
こういった状況ではなく、たとえ毎日車に乗っていても、バッテリーは徐々に劣化していきます。
バッテリーは鉛蓄電池で、充電と放電を繰り返し、再利用できる仕組みです。昔、学校で酸化還元反応として、勉強した記憶がある人も多いのではないでしょうか。
理論上は、充電と放電を繰り返すことで、何回も永久的に使えます。でも、現実は机上計算のようにはいかず、必ずどこかで寿命を迎えます。
バッテリーの劣化原因はいくつかありますが、サルフェーションによる影響は比較的大きいと言われています。
サルフェーションについては専門的になるので、ここでの説明は割愛します。バッテリーメーカーのホームページなどで詳しく説明されているので、興味のある人は調べてみてください。
サルフェーションが進むと、バッテリー容量が少なくなっていき、最終的にはエンジンを始動するだけの能力がなくなってしまうと、理解してください。
サルフェーションをリフレッシュするには、どうしたらいいの?
サルフェーション、ジワジワと進行していくので、定期的にリフレッシュすることで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
サルフェーションが進んで劣化したバッテリーは、パルス電流で充電することで、リフレッシュできます。
サルフェーション除去で検索してみると、パルス電流充電器が、市販品や自作の物まで、多数見つかります。
要は、定期的に、パルス電流充電器で充電していれば、サルフェーションの進行を抑えて、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
どの充電器を使えばいいの?
上記のように、パルス電流充電器は、多数販売されています。
口コミ情報を見たりして、評判のいいものを選ぶといいかと思います。
私は、AC-DelcoのAD-0002を使っています。
このモデルは廃版となっていて、現在はAD-2002が後継機となっています。
ACデルコ AD-2002 | ||||
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私はマンション住まいで駐車場に電源がないので、重いバッテリーを部屋まで運んでくるのがちょっと大変。
充電自体はフルオートなので、スタートして放置しておけば、サルフェーションを除去して満タンに充電されます。
終わりに
私の場合、車の使い方としては、週末ドライバーで年間走行距離は15,000km程度です。
3ヶ月に1回くらいバッテリーをパルス電流で充電して、8年~10年間くらいで交換しています。
私の使っている充電器でしたら、バッテリー1回分の購入費で元が取れてしまうくらいの価格ですので、複数台の車を所有している人には、よりお勧めできる方法です。
バッテリーを常に良好なコンディションにしておくことで安心感も得られますので、よろしければ同様な方法、検討してみてください。