今回は、インテリア関係の話です。
みなさんの家に、何かお気に入りのインテリアはありますか? ちょっと珍しいものとして、地球儀について書いてみたいと思います。
地球儀というと小学校で地理の勉強をするときに使っていますが、大人になってから使っている人、少ないのではないでしょうか? 私は地球儀をクルクル回して眺めているのが好きなので、どういった楽しみがあるか、紹介させていただきます。
使っている地球儀
地球儀、いくつかのメーカーから販売されていますが、私はリプル―グルのものを使っています。
www.replogleglobes-japan.co.jpリプル―グル、世界で販売されている地球儀の中で、約7割のシェアを持っていると言われています。メジャーなメーカーであり、作りがしっかりしています。
下の写真は私の書斎スペースですが、机の上に地球儀を置き、いつでも世界地図を確認できるようにしています。
みなさんがイメージする地球儀、軸は南北の1本、北極と南極を串刺しにした状態かと思います。その場合、回転方向は左右のみとなり、例えばアルゼンチンから南極に渡るルートを見ようと思っても、球体の下の方なので見にくいかと思います。
この地球儀、軸が南北と東西の2本となっていて、どの方向にでも回すことができます。南極の形状を調べたいときなど、使い勝手が良くて気に入っています。
地球儀のメリット
今ではGoogle EarthやGoogle Mapを使うことで、世界中の地理をかなり細かいレベルまで見ることができます。このような時代に、アナログな地球儀を使うメリットって、何でしょうか?
正確な形状の把握
平面ではなく立体であること、すなわち、地理の形状が正確ということが、大きなメリットだと思います。
世界地図を平面で表現すると、グリーンランドや南極大陸がやけに大きく描かれているのは、みなさんご存知ですよね? 小学生のときに習ったと思いますが、メルカトル図法で描くと、極に近いエリアが広がってしまいます。
位置関係の把握が容易
平面地図だと、例えば「日本の裏側って、どこなんだろう?」と思っても、確認は難しいですよね。地球儀の場合は縮小した地球を自由にクルクル回せるので、位置関係の把握が容易です。
パッと見て直感的にイメージできるのが、アナログである模型のメリットの1つだと思います。
受動的な情報のインプット
Google Map、とても便利なツールですよね。多くの場合、旅行に行く場合等で、能動的に何かを調べようと思って地図を見るような使い方をしているかと思います。
地球儀は、逆の使い方で、受動的に情報を得ることができるツールだと思います。特に何かを調べようと思って見るのではなく、何気なくクルクル回して眺めていると、「この国って、こんなところにあったのか」というように、新しい発見もあります。
地球儀が苦手なこと
地球儀、調査には向いていないですね。例えば、「ニウエって、どのあたりにあるのかな?」と思って必死になって地球儀で1時間探しても、おそらく見つけることはできないでしょう。Google Mapなら、検索で一発ですね。
ちなみに、ニウエ、ちゃんと私の地球儀には載っていますよ。成立してまだ30年くらいの国で、国際連合に加入していません。飲酒運転が認められいる、かなり珍しい国なんです。
終わりに
地球儀の楽しさ、少しは伝わったでしょうか? 楽しそうだと感じた人は、是非手に入れてみてください。子供のときに見ていたのとは違った感覚で、楽しめると思いますよ。旅行好きの人なんかにも、お勧めできますね。